毛筆書写検定1級・第1問は、漢字5文字をそれぞれ楷書、行書、草書の3体で、一枚の半紙に書く問題です。
草書の字形が書けるか、というところもポイントになってきますが、ここでは、半紙の使い方も大事です。
字の配置や大きさに気をつけて書いてみましょう。
どんなに立派な字を書いていても、半紙にぎゅうぎゅうに書いていたり、極端に小さな字では、作品として見栄えがしません。
草書の部分だけ書いてみましたが…
一番左のもののように、半紙の上下にほとんど余白がないとギュウギュウとした印象になります。
真ん中くらいの大きさで書きます。
一番右のものは小さすぎて見栄えがしません。
また、画数の少ない字は、少し小さく書くなど、字の大きさのバランスをとることにも気を配れるといいですね。